こんな時期にカンボジアに海外旅行グループで来て、自国の入国検疫強化で「お金がない」と中国人30人余りがプノンペン都の中国大使館に集まった。
7月11日、中国大使館に中国人の集団が集まった。30人の中国人観光客が、中国からカンボジアへの旅行者に対する中国の新たな強化された検疫要件に明らかに資金が不足し、中国への帰国の支援を中国大使館に申請しに来たという。
中国人観光客は、2021年7月9日、毛沢東通り、サンカットトゥールトンポン2世、カーンチャムカルモンにある中国大使館の前に集まり、大使館職員の支援を求めた。立ち往生した観光客の一人は、ツアーグループがお金を使い果たしたと主張し、大使館に本国送還の飛行支援を求めている。
これって、先ずは① 企画した中国旅行社の問題でしょう。カンボジアと中国両国が2週間の入国隔離すれば通常料金の2~3倍になるのは、常識である。観光客の無知を利用して格安を謳った悪徳中国旅行社の詐欺まがいが問題、また中国大使館が6月26日に発行した② カンボジアから中国への旅行者に指定されたホテルで14日間検疫する必要があることを通知したが、知らなかった中国人観光団が集まった、という。
ちょっと日本ならあり得ない出来事。カード払いもできないで海外旅行なんてあり得ないし、通知が届かなくても大使館が払えと言うことはないだろう。
*掲載写真:中国大使館に集まった中国海外旅行団体の観光客 画像:Khmer Times