ベトナム南部の州 カンボジアからの密入国警戒を強化

タイが南部のマレーシア国境地帯の警備を強化している一方、ベトナムでは全土の州や都市、特に国境地域では、COVID-19の予防と管理の取り組みが強化している。先ず北部では中国人の密入国者、特にカンボジアルートに監視、摘発に努めている。また、カンボジアのコロナ禍第3波が猛威を振るい、制御できていない状況でカンボジア国境を不法に越境して戻って来るベトナム人やカンボジア系ベトナム人に警戒を強めている。

先日ドンタップ省の国境警備隊は、カンボジアから不法に州に侵入するのを防ぎ、併せてウイルスの侵入するのを防ぐために努力している。

5月3日の午前4時30分頃、同省のホング地区のThuong Thoi HauAコミューンのSo Thuong川でのパトロール任務中に、国境警備隊は7つの木製ボートで大人11人と子供3人を含む14人を発見し、ベトナムへの不法入国で検挙した。また国境警備隊は、1日、2日と不法入国の準備のためにティエン川の国境まで23台の車で55人が来るのを発見している。

ドンタップ省の位置

ドンタップ省など南部のカンボジアと国境を接する各省は50.5kmの長さの国境で、川の国境の40kmと本土の10.5kmで構成されており、国境警備隊は21の固定ポストと18の移動制御チームをパトロール任務に配置されている。

*掲載画像:Vietnam News

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