これで累計4人のカンボジア関係者感染者の確認となった
まだ政府関係者に留まっている
9日、カンボジア政府高官2名(プノンペン)とハンガリー大使が新型コロナウイルス(COVID-19)検査で陽性を確認した。保健省は9日夜、「11月3日の事件」でハンガリーの外務大臣PéterSzijjártóと接触した3人の当局者が陽性を示したことを確認した、との声明を発表した。これでハンガリー外相の確認にともなう新型コロナウイルス感染は合計4人となった。
新たな感染者は国会議員でカンボジア人民党の報道官:Suos Yara、農業省の副事務総長:Sar Chetra、及びカンボジアとベトナムを兼ねるハンガリー大使:CsabaŐryである。さらに7日に確認されたハンガリー外相のカンボジア側警備員1名の感染が確認され、累計感染者数4人となった。今後の検査の結果判明によってどうなるか、は解らない。今回の感染判明のきっかけとなった4日のタイでのハンガリー外相の感染確認は、現在西ヨーロッパで行われつつあるロックダウンの原因である感染力の強い新型コロナウイルス変種型かもしれないが、その種の情報はまだ、発表されていない。
一方、フン・セン首相は、家族全員とともに、2回目の検査で新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陰性であった。
フンセン首相、今回の国内感染を「11月3日事件」と名付ける
同首相は、「私はさらに検疫を行い、11月14日の3回目のテストと11月18日の4回目のテストを待たなければならない」「イベント中に直接または間接的に接触した他の約900人のテストの結果を待っている。私はそれを「11月3日の事件」と呼びたい」彼のfacebookでかたっている。
さらに「私は、保健省、プノンペン、カンダル当局に、検疫中のすべての人々を監視するよう命令を出したいと思います。自宅で検疫を行っていない場合は、警察や憲兵の警戒を怠らず、省が主催する場所で検疫に招く」と付け加えた。そして「『11月3日の事件』はこの11月中に遅滞なく終了するだろう」という楽観的な見通しを述べている。
今回の検査は、閣僚評議会事務所とソカー・ホテルで実施され、フンセン首相及び他の何人かの高官は自宅で検査を受けた、という。
*掲載画像:国会でのSuosYara(中央)、PéterSzijjártó外相(左から2番目)、CsabaŐry大使(左)。 画像:Khmertimesより