先に中国人2人が救急車を運転し、医師になりすましでカンポット州からシハヌークビルに向かおうとして検挙されたが、今度は11人の中国人男性が、政府の州間旅行禁止に違反し、プレアシアヌク州からカンポット州を経由してプノンペンに向かってカンポットで検挙された。こうした事件を起こす者たち、まともにニュースを視聴していなのか、そこまで悪質な手立てをつかってまでも行先でするべき悪事があるのか、と思ってしまう。手立ての悪質さは、彼らの悪事を推測させる。
バンタイプの車を運送トラックに偽装、警察官の制止・逃亡
カンポット州警察署長の話によれば、男性たちは20日午前9時頃、アンクレイ村のトラメンコミューンであるカンポット州のチョウク地区で逮捕されたという。「彼らがミニバンでプノンペンに行くためにプレアシアヌク州からカンポット州を横断している途中で逮捕された」と付け加えている。「チョウク地区警察はトラック運転手に停止するように言ったが、彼は拒否した。それで警察はトラメンコミューンのアンクライ村までトラックを追いかけた。その後運転手は停止することに同意したが逃げた」という。また、彼らは検問で車両を止めないよう警察を混乱させるために彼らのバンタイプの車を貨物トラックのように偽装してシートに中に隠れていたという。そこまでするのだから筋目の怪しい中国人たちである。カンボジアには迷惑な奴らである。「11人の男性は、トラックが止まったときに何人かが足りなくなった。しかし、私たちは彼ら全員を逮捕することができた。彼らはトラックに隠れて、商品をカバーとして使っていた」と警察は述べている。現在、当局は逃亡している運転手を逮捕しようとしているという。
当然、国外追放であろう
容疑者と車両の両方が州の警察本部に拘留され、尋問終了後地方裁判所に送られるという。国外追放処分と罰金は免れないだろう。
*掲載写真:逮捕された11人の中国人。 画像:Phnom Penh Postより。