ポーサット州カルダモン山系に国内初のシャムワニ保護区を設立

カンボジアは、世界で最も絶滅の危機に瀕している爬虫類の一つであるシャムワニの営巣地を保護し、長期的な生存を確保するため、国内初となる保護区として、ブーン・ヴィール・ヴェン・シャムワニ生息地・遺伝資源保護区を正式に指定した。

ポーサット州ヴィールヴェン地区に広がる約315ヘクタールのこの地域は、カルダモン国立公園の中央カルダモン山脈に位置し、40匹以上のワニが生息している。ここは、ワニにとって世界最大級の営巣地の一つと考えられている。

環境省は、ワニの自然生息地を法的に保護するための宣言を発令した。この保護区は、環境省、農業・林業・水産省、コンサベーション・インターナショナル(CI)、ファウナ&フローラ、地方自治体、地域社会の協力によって設立された。

土曜日に発表された共同声明では、2000年にオソムでシャムワニが再発見されたことが、絶滅の危機に瀕していた同種を救うための取り組みにおける転換点となったことが改めて述べられた。それ以来、政府機関と自然保護団体は生息地の保護と純血種の繁殖プログラムに取り組んできた。飼育下で繁殖されたワニは2012年から野生に放たれている。

2023年末、CIカンボジアと政府は、協議、現地調査、動植物モニタリングデータを用いた境界マッピングなどを含む保護区設置のプロセスを開始した。

なおカルダモン山系の広大な範囲の多くが人跡未踏の地域として残されている。

掲載写真:環境省 Khmer Times掲載

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