
文化芸術省は、タ・クラベイ寺院とタ・モアン寺院群は完全にカンボジア領内にあると改めて主張し、タイ文化大臣の最近の発言を否定した。
同省は日曜発表の声明で、タイがター・クワイとター・モアンと呼ぶ遺跡群はタイの領有権下にあると主張するタイのサビダ・タイセス文化相の2月6日の発言を否定した。
「カンボジア王国文化芸術省は、2026年2月6日に行われた最近の声明を断固として拒否する」、「タ・クラベイ寺院とタ・モアン寺院群がタイの領土に属するという主張を断固として否定する」と声明は述べている。
同省は、寺院の位置は1904年と1907年の仏シャム条約とそれに付属する地図によって明確に定められていると強調した。また、これらの法的根拠は、プレアヴィヒア寺院に関する1962年の国際司法裁判所(ICJ)の判決においても支持されていると付け加えた。
同省はタイの国内行政措置に基づく主張を否定し、「一方的な登録、1935年の国内行政行為、または未承認の地図に基づく主張は国際法上法的効力を持たず、拘束力のある二国間条約を無効にすることはできない」と述べた。
声明ではまた、カンボジアの同意なしに行われるいかなる修復や建設活動に対しても警告し、「領土国の同意なしに行われるいかなる『修復』作業も、2000年の陸上国境画定に関する覚書に違反し、ASEAN協力の精神を損なう」と述べた。
同省の声明は、文化遺産を武力で使用したり管理したりしてはならないことを強調し、「軍事的プレゼンスや武力による文化遺産の占領や管理は、国連憲章と1954年の武力紛争の際の文化財の保護に関するハーグ条約で固く禁じられている」と述べた。
中国の仲介で停戦協議に合意した時点で上記の問題は当然、紛争地として問題となったはずだが、タイ側はあくまで停戦合意に反していないと主張している。
掲載画像:タ・クラベイ寺院遺跡でタイ軍と僧侶による儀式 タイメディアからKhmer Times転載

