内務省 中国の要請でプリンスグループ創業者:陳志を逮捕、中国に引き渡す

「アジア最大級の国際犯罪組織のトップ」とその幹部2人を逮捕、中国からの要請

米国やタイから訴追されていたカンボジア拠点の「プリンスグループ創業者:陳志(戦後最大の金融事件の首謀者)が逮捕され、中国へ送還された。

この陳志という男、米国やタイから訴追され、逮捕状が出ていた人物で、表向き合法企業グループの代表で、カンボジア政府首脳に深く食い込んだ人物であるが、その実、戦後最大の金融犯罪のボスとして米国やタイから訴追され、指名手配されていた人物である。彼は、カンボジアを拠点する中国マフィアの最大の詐欺組織を率いていた。

*次の記事をご参照ください。

内務省によると、「プリンス・ホールディング・グループの創設者兼会長である陳志が逮捕され、国際犯罪活動の疑いでさらなる捜査のため中国に引き渡された」という。

既にこの逮捕事件、日本では共同通信配布記事として各メディアが7日付で報道している。

内務省は7日(水)夜遅くに発表した声明で、国際犯罪対策協力の枠組み内で中華人民共和国の関係当局の要請に従い、カンボジア当局が中国国籍の陳志徐季良邵季輝3人を逮捕し、中国に引き渡したと述べた。

なお、国際犯罪の首謀者と目されている陳志は中国以外のカンボジアを含め3カ国の外国籍を所持している。

なお、内務省は「この作戦は、カンボジア王国と中華人民共和国の関係当局による数か月に及ぶ共同捜査協力を経て、2026年1月6日に実行された」と発表している。

同省はさらに、陳志氏のカンボジア国籍はカンボジア王国国籍法に基づき、2025年12月に国王陛下が発布した勅令によって剥奪されたと明らかにした(国籍、称号剥奪)。

内務省副報道官のタッチ・ソカク氏は、今回の逮捕は中国当局の要請によるもので、カンボジアの関係機関が徹底的な捜査を行った結果であると述べいるとKhmer Timesは報じている。

カンボジアの権力構造に深く食い込み、わずか30歳代の中国出自の素性も知れぬ人物が2015年に「プリンス・ホールディング・グループ」という大企業を創立するという摩訶不思議な人物(陰に中国政界の大物の庇護が疑われている)である。彼はカンボジア最大の権力者の経済顧問の肩書を持ち、米国やタイから指名手配を受けながら、カンボジア国内いたり、プライベートジェットの海外渡航は中国以外の3カ国のパスポートで事実上海外行きが可能であったが、米英による陳志の犯罪収益による暗号資産の凍結、さらにマネーローダリングなどの巨額金融事件で訴追でカンボジアからの逃亡が困難な状況にいたった。

だが、これは逆に言えば、米英やタイとて彼に捕獲の手が出せない状態であった。

既に世界中に知れ渡った国際犯罪組織(アジア最大の中国マフィア組織)のボスである彼に唯一手が出せる中国政府が動き、カンボジアに要請し逮捕、中国移送となった次第であるが、その犯罪規模の大きさや実態がどこまで解明され、公表されるかはまったくもって中国政府次第で不明である。

*なお、下の記事もご参照ください。

CNN(米国・日本語版)「アジア最大級の国際犯罪組織のトップか、中国に身柄引き渡し カンボジア当局

https://www.cnn.co.jp/world/35242490.html

Wou Koria(韓国・日本語版)「カンボジア大学生殺人」詐欺組織のトップをタイで検挙…送還準備

https://www.wowkorea.jp/news/read/511994.html

掲載写真:アジア最大の国際詐欺犯罪の首謀者:陳志 Khmer Timesが掲載

おすすめの記事