
日本でタイ国防省やそれ受けてのタイ・主要メディアの発表を受けて昨日、報道されたが、中国国営メディア:新華社、双方が互いに非難の応酬を伝えた。これはカンボジア・タイの国境紛争再燃に中国の立場を伝えているとみなされる。
カンボジア国防省は7日(日)、タイ軍がカンボジア軍に発砲したが、カンボジア軍は反撃しなかったと発表した。同日、タイ軍はカンボジアが先に発砲したと非難し、タイは報復せざるを得なかったと主張した。
カンボジア国防省のマリー・ソチェアタ報道官はプレスリリースで、現地時間午後2時15分、タイ軍がプレアビヒア県の国境地帯でカンボジア軍への攻撃を開始したと述べた。カンボジア側は報復措置を取らず、速やかにタイ側に連絡を取り、即時停戦を求めた。その後、タイ軍は午後2時32分に発砲を停止した。
声明によれば、カンボジア軍は最大限の注意と警戒をもって事態を注視しており、カンボジアはASEAN監視団にもこの事件を報告し、調査を要請する予定だという。
一方で、タイ第2軍管区は7日(日)の声明で、カンボジア軍が午後2時16分にタイ・カンボジア国境のタイ・シーサケット県で攻撃を開始し、タイ軍は標準的な交戦規則に従って対応したと述べた。衝突は午後2時50分に終結したが、国境警備隊は事態のさらなるエスカレーションを懸念し、依然として厳戒態勢を維持している。
タイのメディアは、タイ兵2人が負傷し、1人は脚に、もう1人は胸に銃弾を受けて負傷したと報じた。
タイ政府報道官のシリポン・アンカサクルキアット氏は、アヌティン・チャーンウィラクル首相が国境沿いの状況を注視しており、国防省と軍に対し、国家主権の維持と公共の安全確保のために必要なあらゆる措置を講じるよう指示したと述べた。
掲載写真:中国国営:新華社 Khmer Times掲載

