外務省報道官、フーコック島の道路建設プロジェクトに関するフェイクに注意

外務省(MFAIC)の報道官は24日(月)の午後、ベトナムのアンザン省のティエンハイ島とフーコック島を結ぶ海上道路建設プロジェクトに関する誤った情報の流布(フェイクニュース)をやめるよう求めた。

この呼びかけは、ソーシャルメディア上で最近広まっている投稿に関するメディアの問い合わせに応じて行われた。

その投稿では、ベトナムがアンザン省のティエンハイ島コミューンとフーコック島を結ぶ海上の道路建設プロジェクトを実施しており、これは1982年のカンボジア・ベトナム歴史水域協定に違反していると主張しているといった内容である。

外務省(MFAIC)の報道官は、「ベトナム大使の確認とプノンペンのベトナム大使館から受け取った情報によれば、ソーシャルメディア上で広まっているような、両国間の合意に違反する道路建設プロジェクトは存在しない」と明言した。

声明によると、このソーシャルメディア投稿に示された道路工事の写真は、ベトナム領内のハティエン市多機能港への道路建設プロジェクトの一部だという。

MFAICは、この誤った情報の投稿の流布は誤解を招き、カンボジアとベトナムの友好関係に悪影響を及ぼす可能性があるため、中止するよう警告した。

掲載写真:国営カンボジア通信

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