
プノンペン発バッタンバン州行きの24両編成の石油タンカー列車が17 日(月)、ポーサット州バカン区オタパン自治区クレス村の北で脱線したが、負傷者はでていない。
公共事業運輸省のファン・リム報道官は、線路が滑りやすく、状態が悪かったために事故が発生したと述べた。
3台の貨物車両から燃料が漏れたという。
「報告書によると、事故の主原因は滑りやすい路面だった」と彼は語った。
同氏は、石油タンカー3隻を回収するためクレーン2台が現場に派遣されたと述べた。
カンボジア王立鉄道は現場に安全管理者と線路修理チームを派遣し、地面にこぼれた燃料を回収するためにプルサット州のソキメックス社から燃料ポンプトラックを雇ったと彼は付け加えた。
バカン地区警察副署長ケオ・シナ少佐は、車が横転した際に多くの村人がこぼれた燃料を回収するために駆けつけたと語った。警察が到着し現場から立ち入りを禁じられる前に、村人たちは流出した燃料数百リットルを回収した(この場合、勝手に持ち帰ったというものであろう)という。
掲載写真:カンボジアロイアル鉄道

