
パイリン州当局は、就職を求めてカンボジアに不法に国境を越えたタイ人5人を国外追放した。
男性2人と女性3人のタイ人は11日、パイリン州サラクラオ郡スチュエンカチ自治区プサール・プルム村のプルム国際国境ゲートを通ってタイに送還された。
当局によれば、このグループは国境を不法に越え、10月9日夜にカンボジア領内で国境警備隊に逮捕されたという。
パイリン県知事バン・スレイモム氏は、地元当局に対し、被拘禁者らの帰国を容易にするためタイ当局と調整する間、被拘禁者に食料と一時的な避難所を提供するよう指示した。
タイとカンボジアの領土問題をめぐる紛争により、閉鎖された国境付近の警備が強化されているにもかかわらず、不法越境は依然として発生している。両国当局は、こうした事件の防止に向け協力していくことを約束している。
掲載写真:パイリン州当局

