カンボジアとタイの軍幹部、紛争の緊張の中、休戦交渉のため会合

カンボジアは今月、タイ軍管区との地域国境委員会(RBC)会議を3回主催する予定だ。

両国は、国境沿いの緊張が高まる中、停戦合意の完全かつ効果的な実施を求めている。

情報筋によると、昨日、バンテアイ・メアンチェイ州オクロフ郡オベイチョアン村の反対側の国境のタイ側、国境検問所第44付近から銃撃があったと報告され、地元村民の間で不安が生じている

事件は午前10時43分、オベイチョアン村で発生した。

この地域は長年、国境紛争の火種となっている。カンボジアは、タイ軍がチョークチェイ村とプレイチャン村の領土に侵入したと非難している。両村の住民は繰り返し脅迫や土地への侵入を報告しており、カンボジアはこれらの行為は国際法および二国間協定に違反すると主張している。

カンボジア側の軍事観察者は、最近のタイ軍の移動と展開は、マレーシア、米国、中国の立会いのもと7月28日に調印された停戦協定に反しているようだと指摘している。

最新の銃撃の原因は依然として不明である。しかし、この係争中の国境地帯では、両軍が互いに相手側の発砲という主張の爆発や小火器による発砲が複数回報告されている。

カンボジア軍は停戦合意を遵守し、当局がタイの挑発行為と表現する行為にもかかわらず、一貫して報復を控えていると主張している。

カンボジアは、両国に対し、ASEAN暫定監視団(IOT)がタイの攻撃現場で証拠を調査し、鑑識することを認めるよう要請した。

フン・マネ首相は、「この一方的な行動はタイが武力で国境を画定しようとする試みであり、2000年の覚書、カンボジア・タイ国境画定合同委員会の権限、そして最近の一般国境委員会と地域国境委員会の会議で記録された約束に直接違反している」と述べている。

掲載写真:カンボジア国防省

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