教育省(文科省) 2025年度のバカロレアII試験の結果を発表 試験問題漏洩は?

今年のBac II試験(高校卒業認定・大学入学資格試験)は8月28日と29日の2日間にわたって実施され、146,720人の受験者が登録しました。そのうち81,442人が女子学生でした。そのうち、理科系は40,678人(うち女子24,519人)、社会科学系は106,042人(うち女子56,923人)でした。

同省は、2025年度のBac II試験に122,473人が合格し、受験者全体の84.56%を占めたと発表した。

同省はまた、受験者の成績分布を次のように報告した。3,003人がA、9,901人がB、28,801人がC、45,859人がD、34,909人がEであった。

同省は、試験は「知る者こそ合格する」という基準を守り、法、公平、透明性の原則に従って実施されたことを確認したと、述べている。

だが、2日目の試験で理数系の試験がネット状に公開され、試験問題漏洩疑惑という不祥事が起こった。この件は同省が調査中との発表があったが、その後の発表の無いまま「法、公平、透明性の原則に従って実施と確認した」というが、それで保護者たちが納得するかどうかは不透明である。漏洩事件についての真相解明がなければ、国家試験の信頼度が落ちる。

また、この国家試験合格者が同年齢の何%を占めるかが気になる所である

なお、日本では現在の大学進学率は同年齢の60%弱、1970年は20%台であった。

掲載写真:教育省

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