性的虐待の疑いの現職州知事 プレアビヒア州へ異動処分

性的虐待の申し立てで女性職員から訴えられていたトゥベン・ミエンチェイ州知事ヌト・ソルポン氏は、プレアビヒア州に異動となった。

プレアビヒア州政府の情報部長兼広報官のヘム・ソクンピセイ氏は12日、「ソルポアン氏が異動になったのは性的虐待スキャンダルのためではない」と語っている。ソルポン氏がプレアビヒアに異動になったのは、2年間の任期が終わりに近づいたためだと同氏は述べた。

ソルポン氏は定年退職年齢に近づいており、プレアビヒア州政府には新たなポストがないため、彼は依然として通常の州職員のままだと彼女は指摘した。

公務員は役職に応じて55歳、58歳、60歳で退職することが義務付けられていると彼女は付け加えた。

内務省報道官のタッチ・ソカク氏は、ソルポアン氏はトゥベンミエンチェイ県の職員ソ・チャンピセイ氏から、2022年から今年にかけて「加重情状を伴うわいせつ暴行」を行ったとして告発されたと述べた。

チャンピセイ氏は5月にサル・ソカ内務大臣とプレアビヒア州裁判所に正義を求めて訴えていた。

ソハク氏は、内務省監察総局が申し立てに関する調査を完了し、その結果をソハ氏に提出して決定を仰いだと述べた。

プレアビヒア州副知事キム・チャンパニャ氏は、ソルポアン氏の事件はプレアビヒア州裁判所の管轄であると述べた。

もし裁判所が彼(ソルフォアン)が有罪であると認定した場合、州裁判所は彼をその地位から解任し、名前を抹消し、政府の枠組みから追放することを含む法的措置を取るだろう」と彼は述べた。

36歳のチャンピセイさんは5月29日、ソルフォアンさんを相手取って刑事訴訟を起こした。彼女は裁判所にソルフォアンさんへの処罰と1億リエル(約2万5000ドル)の賠償を求めている。

掲載写真:内務省

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