
バッタンバン州の警察は2日(火)、14歳の少女を殴打し、その出来事をソーシャルメディアに投稿したとして少女5人を逮捕した。
容疑者5人のうち1人のボーイフレンドと関係を持った被害者に腹を立て暴行に及んだという。
同州トマール・コル地区警察の副署長セム・ブナリス少佐は4日(木)、容疑者のうち4人は14歳、1人は16歳だと語った。
彼らは全員、バッタンバン州トマールコル地区タモウン自治区に住む学生たちだ、と同副署長は語った。
警察の捜査で、被害者は数ヶ月前、年上の少女のボーイフレンドと交際関係にあったことが明らかになったと述べている。
嫉妬に駆られた年上の少女は、今月1日(月)の正午ごろ、タ・モウン地区タ・セイ村の仏塔近くの静かな場所で被害者と会うよう説得したという。
被害者が待ち合わせ場所に到着すると、少女4人が被害者をつかみ、年上の少女に殴打させ、顔と頭に怪我を負わせたという。
「襲撃後、被害者が警察に被害届を出している間、彼らは現場から逃走した」と同副署長は述べた。
生活に情報量(特にスマホの普及)が多くなると、この種の非行問題も年齢が下がってくるが、ここ5年、都市部に限らずカンボジアの中・高校生の非行問題が見られるようになってきた。
掲載写真:Khmer Times

