
カンボジア麻薬対策局(ADP)が1日(月)に発表した報告書によると、カンボジアは2025年の最初の8か月間で麻薬関連の容疑者1万7480人を拘束した。これは昨年の同時期の1万7574人からわずかに0.5%減少している。
報告書によれば、その中には20カ国の外国人698人が含まれている。
「今年1月から8月の間に、容疑者らの所持品から合計7.76トンの違法薬物が押収された」と報告書は述べている。
報告書によると、今年押収された薬物の量は昨年の同時期の5.75トンから大幅に増加した。
押収された麻薬のほとんどはケタミン、エクスタシー、ヘロイン、クリスタルメタンフェタミン、メタンフェタミン錠剤、コカイン、カチノンであった。
この東南アジアの国では、違法薬物密売人に対する死刑判決は存在しない。同国の法律では、80グラムを超える違法薬物の密売で有罪判決を受けた者は、終身刑に処される可能性がある。
なぜかこの種のニュース、カンボジア当局からではなく、中国国営通信:新華社からの記事をKhmer Timesが転載という形で報じている。新華社電は国営であるため、カンボジア当局への中国政府の意志としてカンボジア麻薬対策情報にある種の働きかけ(圧力)と見なされている。
掲載写真:新華社、Khmer Times

