
カンボジアは外務省を通じ、カンボジア軍が国境沿いに新たな地雷を埋設し、巡回中のタイ兵士3名が負傷、うち1名は片足を失ったとするタイ側の主張を全面的に否定した。
同省報道官:チュム・サウンリー氏は10日の記者会見で、タイの非難は根拠がないと一蹴した。
「カンボジア当局は、すべての地雷除去・被害者支援機関とともに、タイ側による根拠のない主張を否定する声明をすでに発表している」と報道官は述べた。
報道官は、タイが指摘した事件に関して、現在まで信頼性と透明性のある調査は行われていないことを強調した。カンボジアはタイに対し、忍耐を求め、両国が堅持を約束した相互信頼と停戦の精神を損なう可能性のある性急な公の非難を避けるよう強く求めた。
報道官は、最近のカンボジア・タイ国境委員会(GBC)の臨時会議で達成された合意、特に現在の部隊の配置を維持し、反対側へのいかなる移動や巡回も控えるという約束をタイが完全に尊重するようというカンボジアの要求を改めて表明した。
掲載写真:外務大臣 外務省

