中国人男性の死亡に関与でカンボジア人2人逮捕、他の中国人3人を捜査

7月31日深夜、プノンペン国際空港で誘拐された中国人が死亡した事件で、プノンペンの刑事警察はカンボジア人2人を逮捕した。

プノンペンの犯罪捜査局副局長、ヘン・サレス中佐は、ノヴ・キムヒャチ容疑者(43歳)とスオン・ラディ容疑者(38歳)の2人が8月2日にカンポット州で逮捕されたと述べた。

2人のカンボジア人は同州にある中国系カジノの警備員である。

空港付近と、プルン・チェス・ロテス地区で24歳の中国人:ウー・ヨンロンさんの遺体が遺棄されているのが発見された国道3号線の防犯カメラの映像が、警察が容疑者を逮捕するのに役立った。

「警察が国道3号線付近で遺体を発見した時、我々は殺人事件だと結論し、容疑者が彼を殺害した後に遺体を処分するために持ち帰ったと考えた」と警察は述べていた。

「しかし捜査と容疑者らの自白の結果、被害者は逃走するために容疑者たちの猛スピードで走る車から飛び降りたため、これは違法な拘束と不法監禁事件だったと理解した」と彼は付け加えた。

プノンペン警察のサレス中佐は、容疑者の自白によると、彼らと、まだ逃走中のもう一人の中国人男は、カジノでの上司である中国人男3人から、被害者を空港に迎えに行き、カンポット州ボコール山頂のカジノ(ボコール山のタンスオホテルまで車で連れて行くよう依頼されたと述べた。

「被害者が到着すると、容疑者らに同行していた中国人男性がホストのふりをして、2人の容疑者が待つ黒い車内に座るよう誘導した」と彼は付け加えた。

「国道3号線を運転中、3人は彼の携帯電話とパスポートを無理やり奪った。

被害者は車のドアを開けて飛び降りたが、首の骨を折るなどの怪我で即死した」と彼は付け加えた。その後、3人はその場から逃走した。

掲載写真:プノンペン警察
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