タイ政府に、カンボジアへの中傷を止めるように要求

カンボジア政府報道官室:ペン・ボナ室長は、タイ政府に対し、内政における「不名誉なスキャンダル」を早急に清算し、カンボジアをこの問題に巻き込むのをやめるよう求めた。

彼の発言は、タイ政府報道官のジラユ・ファンサブ氏が、カンボジアから発生したとされるサイバー犯罪に対処するため、タイは国連薬物犯罪事務所(UNODC)およびアムネスティ・インターナショナルと協力するだろうとタイメディアが語ったことを受けてのものだった。

首相付特使でもあるボナ氏は、タイは国内スキャンダルに直面するたびに隣国を非難するという悪癖を捨てるべきだと述べた。

ボナ氏は、2025年5月28日にタイ軍が引き起こした国境問題をめぐる緊張が高まって以来、過去1ヶ月間、カンボジアとその指導部はタイ当局と高官から一貫して中傷されてきたと指摘した。

「このため、タイはこのネガティブな文化にすぐに終止符を打ち、代わりに国内の問題の解決を優先的に行うべきだ」と彼は強調した。

国境紛争、続くタイ首相と上院議長の会談内容がカンボジアで情報漏洩、その後上院議長がタイの政局について発言し、両国政府による非難合戦が続いている。

掲載写真:国営カンボジア通信

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