カルダモン山地国立公園でシャムワニの卵43個が再発見

6月中旬、カンボジア動植物保護プログラムは、農林水産省林業局、環境省、そして地域の管理員と協力し、カルダモン国立公園内でシャムワニ(Crocodylus siamensis)の卵43個を含む野生の巣3つを発見しました。

今回発見は、昨年の同種の65個の卵が確認され、そのうち60匹の幼生が無事に野生に放たれたことに続くものです。

43個の卵のうち34個が受精し、現在、専門家チームと地域住民によって孵化ま​​で注意深く監視・保護されています。卵は8月中に孵化する見込みです。

シャムワニは世界中で絶滅が深刻に危惧されている種です。

2年連続での発見は、保全活動の成功を明確に示しています。また、カルダモン山脈が野生ワニにとって重要な生息地であることも浮き彫りにし、種の回復に大きな希望を与えています。

掲載写真:カンボジア動植物保護プログラム

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