プレア・シハヌーク州政府は、ベトナムが密かにルッシー島を支配したという複数のTikTokアカウントの主張を虚偽と否定し、同島は依然としてカンボジアの領有権下にあると述べた。
政府は22日の声明で、プレアシハヌーク州リアム地区に属するルッシー島（同州最東南端の島。観光施設はあるが、一般住民の居住なし）は引き続きカンボジアの完全な主権下にあると述べた。
この説明は、sklpro10outlook.com、skipro8、saopol3、sklpro0011といった複数のTikTokアカウントが「ベトナムが静かにルッシー島を支配下に置いた」と主張する誤情報を広めたことを受けて発表された。
「これは世論を誤導することを狙った悪意のあるフェイクニュースだ」とプレア・シハヌーク州行政府は述べた。
州当局によれば、カンボジア政府はコ・ラッシー島を民間企業2社に貸与している。コ・ラッシー・リゾート社は2008年に78ヘクタールのリース契約を結び、エバースプリング・リゾート社は2011年に52ヘクタールのリース契約を結んだ。
両社は島を訪れる観光客におもてなしサービスを提供している。
「プレア・シハヌーク州政府は虚偽の情報を強く否定し、誤解を避けるため国民にこの情報を共有しないよう強く求める」と声明は述べている。
掲載写真：プレア・シハヌーク州行政府
