保健省11日朝現在、新規感染者39人を確認し、その内訳はカンボジア人28人、中国人7人、ベトナム人3人、韓国人1人となっている。同事件関連で累計感染652人となった。
場所別ではプノンペン都22人でカンボジア人20人、ベトナム人1人、韓国人1人、プレイベン州のクラスター関連でカンボジア人6人、シハヌークビルで中国人1人、カンダル州で中国人6人、ベトナム人2人、カンボジア人1人そして初めてバッタンバンで30歳のカンボジア人女性1人の感染が確認された。
既に<2月20日市中感染事件>関連ではプノンペン都では累計感染者444人を記録し、シハヌークビルで132件、カンダール49件が続く。こ1都2州では依然中国人が圧倒的に多く、彼らとの濃厚接触者のベトナム、カンボジア人が続く。中でも今朝の保健省の発表では、プノンペン都の新規感染22人のうちカンボジア人20人と最多である。
懸念されていた地位社会への拡がりが起きていることを物語っている。感染ホットスポットは点の散在だが、次の段階は点が面になる拡大で注視する必要がある。
カンダル州は8人の中国人、ベトナム人というのは、夜の遊び場関連のクラスターのように思える。また、昨日明らかになったが、プレイベン州の医師からクラスター感染発生は、医師がカンダル州の結婚式に出席し帰宅後感染が確認されたのが7日、感染者は4日間で23人となり、医師がスーパースプレッダーになったことは明かである。今朝までに2月20日の同事件は1都8州に大きく拡がった。そしてカンボジアの累計総数は1163人となった。
*なお、上記の記事はKhmer Timesの記事を参照したが、その後日本大使館の配信メールで国籍別感染者数に誤りがあることがわかり、数字を訂正しました。
*掲載写真:ある日突然、こうした光景がプノンペン中心部では身近に起こる。 画像:Khmer Timesより。