中国軍艦が合同演習に参加でリアム基地に到着

中国人民解放軍の071型多用途艦艇「989号艦」が12日、シアヌークビルのリアム海軍基地に到着し、5月14日から28日まで行われるカンボジアと中国の合同軍事演習「ゴールデンドラゴン2025」に参加する。

海軍司令部は中国艦艇の到着を確認し、海軍副司令官のニル・スン少将、カンボジア王国軍(RCAF)総司令部訓練局長兼演習指導チーム長のペン・ソクレトヴィチェア少将、および数名の海軍将校らの歓迎を受けた。

この艦は中国人民解放軍海軍南部戦区副参謀長の呂光坤少将が指揮している。

海軍司令部によれば、989号艦は載貨重量2万5000トン、全長210メートル、幅28メートル、深さ7メートルで、最高速度は25ノットに達することができる。

海軍のカンボジア海域での存在は、今年は規模が大きくなり、最新兵器が装備される合同軍事演習「ゴールデンドラゴン2025」の準備の一環であるという。

先週6日(火)の記者会見で、カンボジア空軍副司令官のイス・サラス将軍は、両国間の継続的な協力の下、カンボジアと中国は「ゴールデン・ドラゴン」合同軍事演習を毎年開催し続けると述べた。今年の演習は、コンポンチュナン州の憲兵訓練センター(プノン・チュム・セン・リクレイ)での陸空演習と、プレア・シハヌーク州での海空演習の2か所で実施されると述べている。

掲載写真:国防省の提供

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