プノンペン都心部で外国人を狙う7人の窃盗犯を逮捕

プノンペン都警察は首都の中心部で外国人観光客から所持品を奪ったとして容疑者7人を逮捕した。

プノンペン都警察の広報官サム・ビチカ大佐は、容疑者(全員若い男性)は5月3日から4日の間にボンケンコン地区のさまざまな場所で逮捕されたと述べた。

ビチカ大佐は、容疑者のうち3人が4月30日にボンケンコン1区のアパートの外で外国人女性から現金と携帯電話の入ったバッグを盗んだ事件に関与した疑いで5月4日に逮捕されたと指摘した。

残りの4人の容疑者は、4月26日に同区のホテル前で別の外国人女性から高級携帯電話を奪った容疑で5月3日に逮捕された。

容疑者7人全員は「加重事情を伴う窃盗」の罪で起訴されており、有罪判決を受けた場合、3年から7年の懲役刑が科される可能性がある。彼らは法的手続きのため裁判所に送られた。

プノンペン都警察署長チュオン・ナリン中将は、容疑者逮捕に迅速に対応したボンケンコン地区警察を称賛した。

同氏はまた、この作戦に関わった地区警察チームに400万リエル(約1,000ドル)の報奨金を出すと発表した。

ひったくり窃盗(一般的にはバッグや携帯電話のひったくり)はカンボジア全土で依然として蔓延しており、特にプノンペン、シェムリアップ市、シアヌークビルなどの都市部で深刻な問題となっている。

掲載写真:プノンペン都警察の提供

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