
フン・マネ首相は、「衣料品工場の労働者を輸送(勤務送迎)するすべての車の運転手に対し、道路の安全を最優先し、車両が適切な状態であることを確認する」よう求めた。
首相は27日、プノンペンのチュロイ・チャンバー国際会議展示センターで開催された、非公式経済の労働組合や団体のリーダー5,000人以上の集会でこの訴えを行った。このイベントは、国際労働者の日(5月1日)の139周年を記念するものである。
「安全は最優先だ」と述べ、「労働者輸送車両の運転手の皆様には、安全に細心の注意を払うよう強く求めます。スピードを出さないでください。追い越しもしないでください」と続けた。
「スピードを出すよりも、ゆっくり運転して安全に家に帰る方が良いです。乗客は怖がるかもしれませんし、ストレスから心臓疾患を患う人もいるかもしれません」とも付け加えた。
フン・マネ氏は下記の交通事故を受けて、行われたものである。
「労働者を輸送するために民間企業がバスに投資する」ことを提案する者もいたが、現在の運転手の失業につながる可能性があるとしてこの考えを拒否したとも付け加えた。
去る26日(土)の朝、スバイリエン州で少なくとも17人の衣料品労働者が乗っていた車がトラックと衝突し、負傷し事故は午前6時30分頃、スヴァイティープ県カンディエン・レイコミューン、リープ村の国道1号線138キ地点と139キロ地点の間で発生したものである。
警察によると、縫製労働者を乗せたバスは、道路上で先に発生した交通事故の影響で減速していたヒュンダイのトラックの後部に衝突した。女性15人が軽傷を負い、2人が重傷を負った。
掲載写真:スバイリエン州警察の提供