700万ドルの詐欺の「ブラックマネー」アフリカ系犯罪者を逮捕

悪名高い「ブラックマネー」詐欺でカンボジア人から700万ドルを騙し取った2人の外国人犯罪者がプノンペンで逮捕された。

プノンペン軍警察は、「ブラックマネー」詐欺として知られるマネーロンダリング計画に関与した2人のアフリカ人犯罪者を逮捕した。

同詐欺は「ブラックドル詐欺」や「ウォッシュウォッシュ詐欺」とも呼ばれ、詐欺師が山積みの紙幣サイズの紙を強盗で汚された本物の通貨だと信じ込ませて被害者から金銭を詐取しようとする手口である。

被害者は、染料を落とすための料金を支払って化学薬品を購入するか、あるいは、収益の一部を約束して、自分のお金を使って、染料の付いたお金で「洗って」もらい、どうやらこれで染料が落ちるらしいと説得される。

この二人組はカンボジアで活動する少なくとも5人の犯罪者集団の一員で、カンボジア人から少なくとも700万ドルを騙し取ったとみられる。

カンボジア王立憲兵隊副司令官:ラート・スレアン中将は、プノンペン憲兵隊が4月19日に2人の犯罪者を逮捕したと述べた。

同氏はさらに、「被害者は5人の犯人から、インクで汚れた数百万ドルの金を持っていると信じ込まされていた」と付け加えた。

詐欺師たちは、汚れを落とす唯一の方法は、偽造された紙幣を被害者の本当のお金で洗うことだと被害者に告げた。残り3人の犯罪者は現在、警察が追跡中である。

掲載写真:プノンペン憲兵隊の提供

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