国家警察事務局は３日、カンボジアにおける違法テクノロジー使用とオンライン詐欺を取り締まるため、首都と地方のすべての警察長官に対し、24時間年中無休の詐欺ホットラインシステムを強化するよう要請した。
国家警察副長官兼内務省サイバー犯罪対策部長のチア・ポブ中将は３日、プノンペンの国家警察本部事務局で首都および24県のサイバー犯罪対策警察幹部との会議を招集した。
ポブ中将は、会議では関係する上級警察官全員を対象に、技術革新、人工知能（AI）などの新技術の開発、新技術における詐欺の進化について焦点が当てられたと述べた。
「今朝の会議の主目的は、我が国におけるサイバー犯罪を防止し、それに対抗することだった。また、被害者に働きかけ、より効果的で効果的な実施を促進することも目的だった」、「これまでのところ、私たちの有能な警察部隊は、そのようなテクノロジーやオンライン詐欺の事件を捜査し、またそれらを予防することができる」と同中将は述べた。
ポブ中将は、国民と被害者に対し、警察に協力し、オンライン詐欺師の活動を当局に通報するよう求めた。これにより、当局は適時に介入し、犯罪者を取り締まることができる。また、被害者はホットライン詐欺24時間年中無休システムを利用して国家警察に苦情を申し立てることもできると同中将は述べた。
同氏は、カンボジア警察はオンライン詐欺と戦うために地域的にも国際的にも他国との協力を継続していると付け加えている。
掲載写真：国家警察の提供
