バッタンバン州 対戦車地雷爆発事故、トラック運転手死亡

戦争で残された対戦車地雷がバッタンバン州サンポヴ・ルン地区で爆発し、トラック運転手が死亡したと地雷除去責任者が18日(土)に明らかにした。

カンボジア地雷対策センター(CMAC)のヘン・ラタナ事務局長は、爆発は金曜日の午後、バッタンバン州コン・プノン・カン区トボン村でキャッサバを積んだトラックが対戦車地雷の上を走行した際に発生したと述べた。

これは今週2度目の対戦車地雷爆発事件だ。最初の爆発は木曜日に発生し、ウドンミエンチェイ州でカンボジア人の地雷除去専門家2人が死亡したばかりであった。

カンボジアは地雷や戦争時の爆発性残留物(ERW)による被害が最も深刻な国の一つである。

1998年に終結した30年間の戦争と内戦により、推定400万~600万個の地雷やその他の弾薬が残された。米イェール大学によれば、1965年から1973年にかけて、米国はカンボジアの113,716か所に約230,516発の爆弾を投下した。

カンボジアの公式報告書によると、1979年から2024年までに地雷とERWの爆発により1万9834人が死亡し、4万5252人が負傷または手足切断を負ったカンボジアのフン・マネ首相は昨年11月の演説で、カンボジアは1998年に完全な平和を達成したものの、地雷の影は依然として大きく迫り、人命と戦後復興に深刻な脅威を与えていると述べた。

この記事、中国国営の新華社通信の記事を基にしているが、米国の爆撃には触れているが、地雷は中国支援のポルポト派がベトナム支援を受けた現政権の源のフンセン政権側に敵対し、特にフンセン政権に追われて逃げ込んだ北西部地域のタイ国境に接する州に多くの地雷が敷設された事実には、全く触れていない。国営とはいかなる国でも同じように他国や国内反対派の責任と印象操作するものである。

掲載写真:新華社 KhmerTimesが掲載

おすすめの記事