ベトナム人男性5人が4日(土)、口論の末に同胞を殺害し、その後、被害者から金品を奪って逃走した疑いで逮捕されたと、スバイリエン州警察当局者が明らかにした。
スバイリエン州刑事警察署・副署長:ヘム・コサル中佐は、5人の容疑者をグエン・ディンヘ(28歳)、テン・ヤンハオ、(25歳)、チェン・ヤンバオ(22歳)。ホン・タイ・ネク・タオ(18歳)、ウー・バオ・ゴックさん(25歳)の容疑者5人を特定している。男性らは全員ベトナム国籍で、カンボジア・ベトナム国境のスバイリエン州チャントレア地区サムロン自治区にある中国人経営のカジノに雇われている。
被害者は同じくベトナム国籍のマイ・ティアン・デットさん(35歳)で、容疑者らの上司だった。
コサル中佐は、土曜日の午後7時半頃、殺害されたとされるベトナム人の遺体がサムロン自治区のチェク村にある彼の借家で発見されたと家主は警察に通報した。
「警察の検死報告によると、被害者は自室で殴打され、腹部と胸部をナイフで何度も刺された」と同コサル中佐は昨日述べた。
「犯人は被害者を殺害した後、貴重品を奪って逃走した」という。
警察の捜査により土曜日にチャントレア地区で容疑者5人が逮捕され、警察は彼らから他の証拠物品も押収した。
掲載写真:殺害現場の家 スバイリエン州警察の提供