インド警察、卒業生をカンボジアに人身売買した工作員3人を逮捕

インドのケララ州警察は、同州の若い大学卒業生を偽りの就職の約束で海外に誘い出し、その後カンボジアで売り飛ばした人身売買に関与したとして、3人を逮捕した。

逮捕された3人、アヌラグ、アティラド、ナシールディン・シャは、何も知らない求職者を勧誘し、オンライン詐欺でサイバー犯罪者として働かせた容疑で逮捕された。

アヌラグとアティラドはコーリコード在住、シャはパラカド県パタンビ出身と特定している。

逮捕は、被疑者がカンボジアからケララ州に戻った際に行われ、アヌラグとナシールディン・シャは12月6日に、アティラドは12月8日に拘留された。

ペランブラ警察は、カンボジアから最近救出された被害者アビン・バブの父親バブからの告訴を受けて、アヌラグとアティラドを逮捕した。同様に、ナシールディン・シャは、シャのいとこでもある別の人身売買被害者アジマル・MTの告訴に基づいて逮捕された。

ペランブラ警察によると、アヌラグ、アティラド、および他の1名を、インド法典(BNS)第127条(4)項(不法監禁)、第142条(誘拐または拉致)、第140条(3)項(不法拘禁目的の誘拐)、第3条(5)項(犯罪共謀)を含むさまざまな条項に基づいて逮捕されたという。

アティラド氏の名前は第一情報報告書(FIR)に明記されていなかったが、捜査官のシャミール・P氏はTNMに対し、彼が拘留された被告人の一人であることを確認した。

並行して行われている捜査で、ポンナニ警察はナシールッディン・シャとアヌラグを、BNSの追加条項に基づき起訴した。その条項には、第143条(1)項(人身売買)、第115条(2)項(故意に傷害を負わせること)、第318条(4)項(詐欺と不正)、第316条(2)項(背任罪)、第118条(2)項(危険な武器や方法を用いて重傷を負わせること)、および第3条(5)項(複数の個人が関与する犯罪陰謀)が含まれる。

また、被害者の一人の証言に基づき、このスキャンダルに関与したとされるカンボジア人エージェントのミシェルと特定された人物を容疑者リストに追加した。

以上のようにカンボジアへの就職詐欺事件の手配者たちの逮捕がインド国内では続いている。

掲載写真:インド国内紙より

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