バカロレア2 グレードAの学生のほとんどがプノンペン出身

最近終了したバカロレア2試験(高校卒業資格及び大学入学資格)で得点の最も高いAレベルを取った学生数では、プノンペンが圧倒的に多いことが、教育省が月曜日に発表した結果で明らかになった。

プノンペン都の1位に続きシェムリアップ州とカンダル州が2位、3位となった。

教育省の結果によると、プノンペン都が690人のAグレード獲得で受験者でトップとなった。次いでシェムリアップが221人、カンダルが216人、タケオが138人、バッタンバンが130人だった。

一方、ケップ州ではAグレードを取ったのはわずか2人、モンドルキリが3人、パイリンとストゥントレンがそれぞれ5人だった。

教育・青年・スポーツ省(MoEYS)の報道官クオン・ビチェカ氏は10月31日(木)、フン・マネ首相がグレードAの生徒たちと直接面会する予定であると述べた。

カンボジア教育サービス連盟会長:コン・サムネアン氏は、プノンペンが最高数のA級生徒を輩出しているという事実は、首都の教育の質が優れていることを意味すると説明している。また、今年の12年生の国家試験に合格した生徒の数は首都と地方の両方で増加した。彼は、教育の質の向上は、学習と教授法に関するモデル校の取り組みを政府が採用したことによるものだと評価している。

教育省の発表は、裏返せば都市と地方の教育格差、特にプノンペンと他州との厳然たる教育格差がその実、経済格差を反映していることを示しているといえる。

なお、「成績Aの学生には奨学金を獲得するチャンスがあります。しかし、成績B、C、D、Eの学生も同じ大学に入学できます。重要なのは、学生が大学で適切なスキルを選択し、明るい未来を確保することです」とコン・サムネアン氏は語った。

掲載写真:教育省の提供

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