プノンペン 水祭りの準備に川の清掃を始める

リバー・オーシャン・クリーンアップ(ROC)は29日、水と環境を清潔に保つためにプノンペンで開催される「水祭り」に備えて、トンレ・バサック川、メコン川、トンレ・サップ川の水域と川岸でゴミ収集を開始した。

リバー・オーシャン・クリーンアップ(ROC)事務局長ヌー・ソヴァン氏は29日、ROCはプノンペン知事、プノンペン環境局、その他のボランティアの若者たちと協力して、3日間のイベント前とイベント期間中に水辺や川辺からゴミを除去活動をすると語った。

同氏は、「この祭りは地方から多くの人々がボートレースを見るためにプノンペンを訪れる機会であり、人々が最も見たくないのはゴミだらけの川だ」と述べ、また、「祭りの前と期間中、100人以上のボランティアの若者と役員を率いてゴミを収集し、きれいな環境を維持し、水中や地面にゴミが残らないようにする」と説明した。

昨年の祭りでは台湾政府の支援を受け、15トン以上のゴミを収集したが、ゴミの10~20%は川底に沈んでしまい、収集できなかったという。

「今年の水祭りに訪れる人々がゴミをゴミ箱に捨ててくれることを期待しています。また、ボランティアの若者たちには、台湾政府と協力して川沿いのゴミを収集し、水をきれいにし、川からゴミを取り除くよう呼びかけます」と述べている。

掲載写真:リバー・オーシャン・クリーンアップ(ROC)の提供

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