プノンペンで大規模な麻薬取り締まりが行われ、混合麻薬が大量に発見された。
プノンペンの軍警察は、裁判所の副検察官プロン・ソファル氏率いる部隊によって、19日(土)に中国人の男性3人と女性1人の計4人を逮捕し、約100キログラムの多種類の違法薬物を押収した。
プノンペンの麻薬対策憲兵部隊・副部隊長:ヘン・キムホン中佐は、容疑者たちがストゥントレン州のカンボジア・ラオス国境から麻薬を運び、海外での密売のためにプノンペンの賃貸住宅に保管していた情報を受け、警察が容疑者たちの行動をほぼ1か月間捜査し尾行した結果の捜査であると語った。容疑者らはプノンペン都内ポル・センチェイ地区にある賃貸別荘を捜索した後に逮捕されたと語った。
またキムホン中佐は、逮捕後に警察はプノンペンの他の4軒の家を捜索し、メタンフェタミン、エクスタシー、ケタミン、その他の麻薬関連の道具95,954.50グラムを押収したと説明した。
容疑者らは現在、さらなる捜査のためプノンペン憲兵本部に拘留されていると述べている。
キムホン中佐は彼らの身元を詳しく明らかにしなかったが、当局は、現在逃走中の、より大きなグループの一員とみられる他の容疑者らを捜索している。
容疑者らはカンボジアをハブとして近隣国との麻薬密売網を持つ中国麻薬密売シンジケート(組織)のメンバーとみられている。
掲載写真:プノンペン警察の提供