プノン・トゥヌート・プノン・ポック保護区チームが、村人に銃とナイフで襲われ負傷

カンボジア系アメリカ人のベン・デイビス氏が率いるプノン・トヌート・プノン・ポック野生生物保護区の職員が村民から暴行されたと村長に告発した後、野生生物保護区側の言い分によって新事実が明らかになった。

一方でプレアビヒア州サンクム・トメイ地区ラナシル区トラペアン・レアング村の村長は、プノン・トヌート・プノン・ポック野生生物保護区の敷地内の川で釣りをしていた男性を、保護区職員が殴打したと主張している。

村長は、コー・サイアムさんが村から500メートル離れた川で釣りをしていたところを捕まり、暴行を受けたと主張した。

村長は、プノン・トゥヌート・プノン・ポック野生生物保護区の保護区職員らがコーさんに暴力を振るい、彼の顎の骨、鼻、手、肺を負傷させたと続けた。コー氏は現在、プレアビヒア州立病院で治療を受けている。

事件から2日後の10月14日、プノン・ナオット・プノン・ポック保全チームのリーダーであるベン・デイビス氏が憲兵隊司令官に報告書を提出した。

デイビス氏は10月12日、ソク・ロー氏とパル・チョム氏の2人を自然資源保護区域内のバク・メック川の巡回に派遣した。チームが到着すると、2人の男性はシェム島のカシューナッツ農園の近くにバイクを駐車していた。その後、保護チームは違法漁業の証拠を探すためにバクメック川に向かうつもりで農園内を歩いた。

彼らがカシューナッツ農園を歩いていると、コー・サイアムは彼らに向かって「ここで何をしているんだ?」と叫んだ。

その後、コー氏は小屋に行き、ナイフを持って出てきた。

その後、チームはデイビス氏に助けを求めた。

デイビス氏と憲兵が到着したが、コー氏は協力しなかった。その後、彼は憲兵のスン・サロンを刺して負傷させた。その後、コー氏は銃を取り出して数発発砲し、コー氏を逮捕するために入ってきた憲兵のティアン・ソテア氏を負傷させた。

コー氏はティアン・ソテア氏とそのチームに向けても1発発砲したが、ティアン・ソテア氏は銃を掴んで向きを変え、コー氏の武器を奪い、銃器使用等でコー氏は逮捕された。逮捕の過程でコー氏は負傷​​したという。

コー氏とスン・サロン氏はその後、治療のためプレアビヒア州立病院に搬送された。

なお、デイビス氏とその家族は、カンボジア政府とともに20年以上にわたり野生生物の保護と保全に尽力した功績により、2022年にカンボジア国籍を取得している。

プノン・トヌート・プノン・ポック野生生物保護区は、カンボジア北部のシェムリアップ州に位置する 42,097 ヘクタールの保護区です。この区域は2017年8月に野生生物保護区として正式に保護されている。

掲載写真:プレアビヒア州警察、プノン・トヌート・プノン・ポック野生生物保護区職員の提供

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