刑務所の規律弛緩か?受刑者が飲酒、カラオケを歌っているSNSに投稿動画

内務省は、プノンペン都プレイサール刑務所とPJ刑務所の受刑者が飲酒したりカラオケを歌ったりする様子を映したビデオクリップがSNS流出した事件を調査している。

内務省報道官:タッチ・ソカク氏は15日、サル・ソカ副首相兼内務大臣が内務省刑務所総局の高官に対し、今週初めにソーシャルメディアに投稿されたビデオの調査とフォローアップを命じたと語った。

同氏は、予備調査の結果、この動画は刑期を終えて釈放された元受刑者によって撮影され投稿されたことが判明したと述べた。

ソカク氏は、元受刑者を台湾国籍のチョ・シエジエ容疑者(44歳)と特定した。

同容疑者は2022年5月24日に逮捕され、プノンペン市裁判所で麻薬密売の罪で懲役2年の有罪判決を受けていたあが、チョ氏は刑期を終えて今年5月24日に釈放されたという。

「今のところ、プレイサール刑務所とPJ刑務所で飲酒やカラオケをしている囚人に対する検査と捜査はまだ終わっていない。それが終われば、刑務所総局はビデオクリップが新しいものか、古いものか、あるいは偽物なのかについて公式声明を出すだろう」とソハク氏は語った。

「しかし、これは当局が最近すでに捜査し取り締まった古い動画だが、ソーシャルメディアに再投稿されたのではないかと疑っている」と彼は述べている。

同報道官は、刑務所の無許可の活動や不正行為に対抗するため、昨日、刑務所総局のすべての上級職員と会談し、漏洩したビデオの調査と検査を加速し、真実を明らかにして国民に知らせるためにできるだけ早く調査を終えるよう要請したと述べた。

おすすめの記事