プノンペンでデング熱対策で蚊の駆除作業が完了

デング熱の蔓延を阻止するための蚊駆除キャンペーンが先週25日(日)にプノンペン都内の14地区の105自治体すべてで終了した。

プノンペン市保健局長:ミアン・ヘン氏は8月26日(月)、「蚊駆除キャンペーンが成功裏に実施され、日曜夜に終了した」と述べた。

同キャンペーンは、蚊とその幼虫を殺すことでデング熱の流行のリスクを減らすことを目的として8月17日から8月25日までの9日間にわたり、プノンペンのすべての自治体と地区で殺虫剤が散布された。

ただ、「殺虫剤を散布すると成虫の蚊は死滅するが、蚊の幼虫は死滅せず、結局蚊の幼虫から蚊が孵ってしまう」とミーン・ヘン氏は語った。そのため、同氏は、このキャンペーンがデング熱の蔓延防止に役立つことを期待しているが、国民一人ひとりが周囲の環境に配慮してリスクをさらに減らすよう奨励していると述べた。

「彼らは家の周りでヒトスジシマカの隠れ場所を排除しなければなりません。これには貯水池など、溜まり水のある場所すべてが含まれます。身を守りたいなら、溜まり水にアベートを使って幼虫を殺すことができます。薬剤アベートは現在、保健センターで入手可能です」と語っている。

掲載写真:プノンペン都庁保健局の提供

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