カンダル州当局は8月20日、住民から水質汚濁と供給不足に関する通報を受けた後、同州のサアン区とタクマオ区の水道供給事業者に対し、法的措置を取ると警告した。
発表によると、カンダル州政府は、事業者が提供する水質が悪く、水の供給が不十分であるという住民からの苦情通報をを多数受けているという。過去に同自治体への水質と供給に関する問題は解決されたが、今回は問題が長期化しているとのことである。
また、「水道事業のオーナーのチャン・ナリー氏は住民への清潔な水の供給を怠っており、30日以内に問題を解決して停止するよう命じられた」ともいわれている。この期間を過ぎても問題が解決しない場合は、州政府が法律をもって措置するという。
カンダル州知事クオック・チャムロウン氏は20日、「フェイスブックページ上で、チャン・ナリーの所有者に対し、川の水を住民の飲用に配給するのではなく、良質の水を供給するよう命じた」と投稿した。
一方、カンダル州報道官:ディム・ボラ氏は20日に国内メディアにクメール・チャン・ナリーの所有者の件について、州当局は所有者に問題を是正するよう何度も要請したが、問題は未解決のままであると語った。
チャムロン州知事は、住民に清潔な水を供給する責任が欠如しているとして、州当局に30日間の警告状を発行して問題を是正するよう命じた。チャン・ナリーの所有者が依然として問題の是正を拒否した場合、当局は事業免許を停止し、取り消すことになるという。
掲載写真:カンダル州知事 州当局の提供