絶滅危惧種:キバシテナガザルがモンドルキリ自然保護区で誕生

モンドルキリ州ジャフー・キャンプの「テナガザル・グループ(群れ)2」(G2)のメスのキバテナガザル新たな赤ちゃんを出産し、同グループの頭数は6頭になった。

キバシテナガザルは東南アジア原産の世界的に絶滅危惧種であり、主にカンボジアラオスベトナムの森林に生息しています。

モンドルキリ東部平原地帯にあるケオ・セイマ野生生物保護区(KSWS)は、この絶滅危惧種の最大の個体群を支えており、2020年には推定1,432頭が生息しているとされています。

これらの素晴らしいテナガザルであるが、生息地の喪失とペット取引のための悪徳の密猟により、急速に個体数が減少している。

農林水産省・報道官:イム・ラクナ氏は19日(月)、保護区生まれたばかりのキバシテナガザルの赤ちゃんがいることを同省は歓迎すると述べた。

また環境省・報道官:クヴァイ・アティティア氏は昨日、キバシテナガザルは国際自然保護連合の絶滅危惧種レッドリスト(IUCNレッドリスト)で世界的に絶滅危惧種として記載されている希少種であり、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)の付属書Iにも記載されていると述べた。

掲載写真:ケオ・セイマ野生生物保護区(KSWS)より

 

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