首相、国家保健プログラムは人口の41%をカバーしていると発言

フン・マネト首相は6日(火)、「健康平等基金(HEF)と国家社会保障基金(NSSF)が今年最初の3か月間に全人口の41%に相当する約700万人の国民をカバーした」と述べた。これはカンボジアがようやく乗り出した国民皆保険の成果を強調したものです。

首相は、プノンペンで開催されたプティサストラ大学の卒業式で、「カンボジア王国政府は、国民と社会全体の幸福を確保することを目的とした最重要分野の一つとして、保健分野を優先してきた」と述べている。

首相発言の要旨は下記の通りです。

「5月に私はカンボジアにおけるユニバーサルヘルスケアカバレッジ2024-2028(UHC2024-2035)に向けたロードマップを発表しました。このロードマップでは、カンボジア政府が保健分野の改善と発展に巨額の予算を投入し、誇らしい成果と進歩をもたらしています」

「実際、社会保健への総支出は2023年には5億7,300万ドルに達し、前年同期のわずか2億2,600万ドルと比べてほぼ3倍に増加しています。」

「保健分野への過去の投資を通じて、指標はUHC2024-2035に向けた前向きな発展を反映しており、それは4つの主な要因に貢献した」

そしてこの演説が示す目的を次のように上げています。

1つ目は、必須医療保険の加入率を2000年の24%から2021年までに58%に引き上げることです。

2つ目は、カンボジアの平均寿命が2000年の59歳から2021年には76歳に延びることです。

3つ目は、医療サービスに対する国民の支出を2000年の約70%から2020年までに60%に削減することです。

掲載写真:カンボジア政府の提供

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