スバイリエン経済特別区で事故発生、1人死亡、10人以上負傷

先週の27日(土)、ギガ・スバイリエン特別経済区(SEZ)で重大な事故が発生し、若い労働者1人が死亡、10人以上が重傷を負った。事故はスバイリエン州スバイティープ地区カンデアン・レイ自治区ドゥム・ポ村で27日午後4時40分頃に発生した。

現場の警備員によると、事故によって、ロムドゥオル地区サンケ自治区アンセイラ村に住む17歳のロウン・ピセイさんが亡くなったという。ピセイさんは、来月結婚する予定だったとのことである。

目撃者の話によると、20~30人ほどの労働者が帰宅用の車を待っていたところ、プノンペンのナンバープレート3E-0377をつけたヒュンダイのトラックが猛スピードで道路を走ってきた。他の労働者を乗せたトラックは道路の盛り土に衝突し、制御不能になったという。その後、車はコースを外れ、道路を横切って車を待っていた労働者たちに衝突した。ピセイさんはトラックに衝突され押しつぶされ、即死した。他の10人以上の労働者も軽傷から重傷まで、さまざまな程度の負傷を負ったという。

情報筋によると、経済特区内(SEZ) 内では運転手のスピード違反を禁止する規則があり、違反には罰金が科せられる。しかし、当時は雨が降っていたこともあり、運転手はこの規則を無視し、トラックは北から南へ猛スピードで走行中、土手にぶつかり、方向転換して労働者の集団に突っ込んだという。

事故後、地元当局は迅速に対応し、救急車が呼ばれ、負傷者はチ・プー病院とスバイ・ティープ地区紹介病院に搬送された。また、負傷した労働者の一部も、さらなる治療のためバイクで病院に搬送されたという。

掲載写真:スバイリエン州警察の提供

おすすめの記事