カンボジア地雷対策・被害者支援局(CMAA)は、洪水によって土砂崩れや流出により地雷が発見される危険があるため、洪水中および洪水後には警戒するよう国民に呼びかけた。
先週の27日(水)のCMAAの発表によると、洪水の最中や洪水後には、地雷や戦争時の爆発性残留物が地滑りや流出によって掘り出され、特に地雷被害地域に住む人々の生命に危険をもたらす可能性があると述べている。
カンボジア水資源・気象省が発表した今週の天候も引き続き、カンボジアでは強風を伴う雨が予想され、国内の一部地域で洪水が発生する可能性がある予報している。
CMAA はまた、地雷除去作業員に指示を出し、教育・青年・スポーツ省などの関係省庁に対し、大雨や洪水が発生した後には地雷や戦争時の爆発性残留物に遭遇するリスクが高まるため、人々に細心の注意を払うよう啓発するためのさまざまな対策の実施に協力するよう要請している。
昨年、クラチェ市の学校敷地内から洪水後、大量の地雷が発見され、大きな事件となった。
掲載写真:CMAAの提供