情報省、報道をネタに金銭をゆするジャーナリストの取締りを警告

情報省は、専門性と倫理を強化するため、同省からライセンスを受けながら国民から金銭をゆすり取るジャーナリストオンラインクリエイターを取り締まると警告している。

この通知は、トボンクムム州の数人のジャーナリストが金銭をゆすろうと企てたが、被害者らが首相に介入を求めたため失敗したとの報道を受けて出された。

同省が先週18日(木)に発表したプレスリリースには、「同省の目標は情報に対する権利を強化することであり、ジャーナリストやオンラインクリエイターの間での虚偽情報の防止と撲滅のため、ジャーナリズムと情報セキュリティの分野で秩序を確立してきた」と記述されている。

このプレスリリースは、フン・マネ首相がシェムリアップのサムデック・プレア・ブラフマ・ラタナモニー・ピン・セム博物館建設の起工式で国民から金銭をゆすり取るメディアの免許を取り消し、「ブラックリスト」に載せるよう省庁に命じた同日に発表された。

情報省・報道官:テップ・アスナリット氏は地元メディアに対し、「ジャーナリストの中には、法律や規制を超えて権利を行使し、ジャーナリストとしての義務を過度に行使したり、免許を利用して職業規範に反する不道徳な行為をしたりするなど、職業倫理に違反した者もいる」、「それには、出版しない代わりに脅迫したり、命令に違反して平和や道徳の維持に影響を及ぼすような結果を引き起こす法律で禁止されている活動が含まれる可能性がある」、と付け加えている。

同省は近い将来、ジャーナリスト、報道協会、ソーシャルメディア利用者のための職業的ジャーナリズム倫理の基礎となる「ジャーナリズム職業憲章」の施行も発表する予定だという。

掲載写真:イメージ

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