行方不明の軍ヘリコプター、依然として手掛かり無し

ポーサット州とコ・コン州の間のカルダモン山地で行方不明となった軍用ヘリコプターとその操縦士2名の捜索救助活動を行っている特殊部隊は、彼らの居場所に関する手がかりをまだ見つけていない。

国防省報道官:チュム・ソチェアト氏は、16日(火)の時点でヘリコプターとパイロットを捜索するためカルダモン山地で4回の捜索救助活動が行われたと述べた。同氏は現在、捜索活動を強化し、探査活動の範囲を拡大していると付け加えた。

同報道官によると、4日間の捜査期間中、天候や密林などその地域の複雑な地理的要因により、ヘリコプターと行方不明になった2人に関する具体的な手がかりは得られなかったと述べた。

また、最近、一部の悪質なグループがインターネット上でこの事件について誇張し、私利私欲のために事実を偽って伝えているため、ソーシャルメディアのユーザー全員に対し、ヘリコプターやパイロットに関する未確認の情報の共有には注意するよう呼びかけた。

空軍の飛行計画によると、ヘリコプターに乗っていたのはスン・プラ大尉とパイロットのケン・チャイ・ユス氏。ヘリコプターは7月12日午前11時に離陸し、長距離訓練任務を完了するために午後2時に帰還する予定だった。

「しかし、我々の部隊は懸命に捜索活動を続けており、結果が出れば国民やメディアに逐次通知することになるだろう」と同報道官は語っている。

掲載写真:イメージ Khmer Time掲載

 

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