首相、ECCCで歴史文書の研究に研究者を招待

フン・マネ首相は、大量虐殺を行ったクメール・ルージュ政権の歴史を研究したい外国人とカンボジア人の両方に、カンボジア特別法廷(ECCC)で入手可能な原本文書を研究するよう奨励している。首相は、これらの文書は今後数百年にわたって歴史的価値を持つだろうと語った。

首相は16日、新たなECCCリソースセンター拡張プロジェクトの起工式でこの声明を発表した。

この機会に首相は、「この歴史の一ページを閉じ込めて忘れ去ってはならないと強調し」、「歴史は過去の悪事や否定的な出来事を思い出させるだけではなく、カンボジアと世界が耐えてきた苦しみの証であり、人類が二度と繰り返さないように努めなければならない種類の苦しみだ」と付け加えた。

また首相は、さらに「歴史記録のための文書の編纂は必要だが、それは伝聞やうわさではなく、真実の事実と実際の文書に基づくものでなければならない」と付け加えた。

「ECCCアーカイブ内の関連文書は適切に保存し、文書の紛失を防ぐためにデジタル保存を強化すべきだ」と助言している。

そして「カンボジアの歴史の難しさは、歴史と現在のつながりは切り離せないため、平和を維持する必要性を浮き彫りにしている」と首相は繰り返している。
掲載写真:フレッシュニュース

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