5月に落雷で30人死亡、28人負傷

5月の落雷により58人が死亡または負傷し、突風により約2,000戸の家屋とインフラが影響を受けた。

国家災害管理委員会(NCDM)の広報担当者ソト・キム・コルモニー氏は火曜日、23の州都で89の強い嵐が発生し、241軒の家屋が倒壊または深刻な被害を受けたと述べた。暴風雨により1,642軒の屋根が破壊され、家屋が損壊したと発表している

国立気象局の報告によると、1月から5月にかけて18の州で55件の落雷があり、女性3人を含む30人が死亡した。また、落雷により28人が負傷し、牛20頭が死亡、家屋14棟が損壊した。

水資源気象省は、今年は昨年に比べてカンボジア国内で落雷が多くなるだろうと予測している。

同局のコルモニー氏は、5月は例年よりも雷雨や落雷が多く、今年は例年よりも増加していると述べた。

同氏は、突風や雷雨を引き起こす要因の一つは地球温暖化だと述べ、暖かい空気はより多くの水分を含むため、気温が上がると気象現象が激しくなるからだ。
雨が降ると雷雨と強風が発生します」と同氏は付け加えた。

コルモニー氏はまた、

「こうした危険を防ぐために、雨期の前に、私たちは若者に雷の問題を理解し、その影響を減らして危険を防ぐ方法について教育しています」

と語った。

同氏は、特に強風の発生が多い州はバンテアイ・メアンチェイ、ポーサット、バッタンバン、シェムリアップなどカンボジア西部にある州であると付け加えた。

「雨季はまだ始まったばかりで、まだ時間はたっぷりある。これから突風や落雷がさらに増えるだろう」と彼は語った。

予防、予防、予防措置への配慮、準備、効果的な対応が不可欠であり、災害による人々の死を防ぐのが戦略であると彼は付け加えた。

落雷の被害での死亡が多いのは、避雷針の設置が都市中心部に偏り、被雷のインフラそのものが普及していないため、落雷死の増加につながっている。

掲載写真:気象局 Khmer Times

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