何かと前政権では齟齬が目立った米国とカンボジアだが、フンマネ政権では多くの歩み寄りが目立つようになった。
カンボジア国家警察長官のサー・テット大臣と退任する駐カンボジア米国大使のパトリック・マーフィーは、特定の情報の交換を通じて国際的なオンライン詐欺との戦いにおける協力を強化することに合意した。同協議は5月10日に内務省で行われた表敬会見でこう述べた。
会談中、サー・テット大臣は、駐カンボジア米国大使と代表団が表敬訪問に際し、米国大使の表敬団歓迎し、別れの挨拶をした。
米国の駐カンボジア大使:パトリック・マーフィー氏は、あらゆる種類の犯罪との戦いにおいて特別委員会をメカニズムとして米国の法執行機関と協力し、多くの顕著な成果を上げてくれたカンボジア国家警察に謝意を表明するとともに、大使館職員だけでなく、大使館公邸やカンボジアに駐在するアメリカ人にも安心と安全を提供してくれたことをカンボジア国家警察に対しても感謝の意を表した。
同時に、国家警察総局長と駐カンボジア米国大使は、国際犯罪の予防と取り締まりにつながる具体的かつ明確な情報の交換を通じて、オンライン詐欺との戦いにおける協力を強化すること、特にすべての背後にある犯罪ネットワークを訴追することに同意した。
この会談では、両国はカンボジア国家警察官に関する能力構築訓練に焦点を当て、犯罪との戦いにおける協力を確立することに合意し、米国側は国内外の訓練イニシアチブの両方でカンボジア国家警察官の訓練を引き続き支援していくことが。米国政府によって開始された。
掲載写真:カンボジア内務省の提供 Khmer Times