カンボジアの裁判所は4月30日(火)、違法薬物密売の罪でタイ人3人に終身刑を言い渡した。
裁判所によれば、ファンテープ・ヴィディヤ容疑者(44)、クリエンサック・マカクリクン容疑者(34)、ナクロン・リス・チャクインスク容疑者(25)の3人と発表されている。同被告たちは昨年8月、首都プノンペンで麻薬41.7キロで逮捕された。なお強制捜査中、警察はまた、銃で抵抗したナタポン・ポルカーンという名前の28歳のタイ人麻薬容疑者を射殺している。
プノンペン都裁判所:レ・ソカ裁判長は、「3人は違法薬物の輸送、密売、保管、および許可なく武器を所持した罪で起訴された」と述べお、判決では「裁判所は各人に終身刑を宣告することを決定した」と述べた。
カンボジアではフン・マネ首相が就任した昨年8月以来、違法薬物との闘いを強化している。
なお中国の国営:新華社通信を引用してKhmer Timesは、カンボジアは今年1月から4月にかけて、外国人237人を含む麻薬関連容疑者7,128人を拘束し、合計3.87トンの麻薬を押収したという。
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