大物実業家レン・チャンナと知られる女性はその仲間2人と、彼女が経営する「ブリリアント・シティ・ワールド」が数千人の投資家から資金を集めた詐欺行為で無一文にしたとして、シェムリアップ州警察に逮捕された。
シェムリアップ州検察庁は、詐欺罪、法違反罪に関してシェムリアップ州検察庁に信頼を利用した無効なキャッシュレス小切手の発行として人々の告訴に基づいてシェムリアップ州検察庁の代表者が発行した逮捕状によるものと述べている。
容疑者と共犯者はさらなる手続きのためシェムリアップ州検察局に送られる。検察は、この事件におけるその後の行動について国民に知らせ続けるための情報を提供するという。
逮捕された詐欺容疑者は次の3名が特定されている。
容疑者はレン・チャンナ容疑者(35)、チャン・キン容疑者(30)、フォン・サミアン容疑者(31)。
シェムリアップでは先月、同社の投資について数百人が抗議活動を行っており、シェムリアップ市警察副署長のスン・サムナン少佐は、約6000世帯がブリリアント・シティ・ワールドの土地プロジェクトにそれぞれ1000ドルから2万ドルを投資したと引き換えに、土地を手に入れたが、会社からの月々の利息が高くなりますと述べた。
さらに、被害者らによると、チャンナの会社に投資するために銀行から借りた金額は総額約3億ドルに上ったという。
レン・チャンナは2019年8月18日に国王からオクナの称号を獲得しているが、恥知らずの称号となった。事実、オクナの称号を持つ人物の逮捕が毎年のごとく続いている。
先月、首相官邸の政府報道官部門は、フン・マネ首相が労働者協会の創立者として同社の活動に関与しているという彼女の主張を否定する声明を発表した。
容疑者レンは、自社に抗議する顧客をなだめるために、昨年の国政選挙運動中に撮影されたとされるフン・マネ氏との写真や動画をソーシャルメディアに投稿し、それによって彼女の会社が首相と関係があるという誤った印象を与えていた。
政府報道官部門は「政府報道官は、フン・セン首相がいかなる企業も支援も関与もしていないと繰り返し公に宣言しており、また、フン・マネ首相を違法な企業と結び付ける者に対しては厳格な措置を講じるよう管轄当局に要請していることも強調したい」と説明している。
掲載写真:Khmer Times