2013 年から 2023 年にかけて、幼稚園と学校の数は 14,852 か所から 18,830 か所に増加し、10 年間で全国の教育機関が 3,978 か所増えました。
過去 10 年間の文科省(教育・青少年・スポーツ省)の報告書によると、幼稚園、公立、地域および私立学校の数は、2013 ~ 2014 学年度の 14,852 校から、2022 年度には 18,830 校に増加しましている。
その内訳は幼稚園が8,607校、小学校が8,067校、中学校が1,340校、高等学校が816校(普通高校と工業高校が19校を含む)となっている。
文科省のクオン・ヴィチェカ報道官は、「学校を人々の家に近づけるために、あらゆるレベルの学校の数が全国で着実に増加している」と述べた。
同報道官は、教育セクターは過去10年間で、授業に通う子どもたちの数の増加、新しい校舎の建設、教師の増員、学校運営への資金提供、貧しい家庭の生徒への奨学金の提供など、多くの目標を達成してきたと付け加えた。その結果、教育へのアクセスがさらに広がりました。
5 歳児の就学率は 2019 年から 2020 学年度に 5% 増加しました。一方でカンボジアが新型コロナウイルス感染症のパンデミックに見舞われた後、2021~2022学年度にはこの割合が3.3%に急低下している。
「上記の傾向を踏まえ、同省と開発パートナーは教育分野の戦略計画の実施を通じて入学者数を増やす取り組みを強化している」と同氏は述べた。その結果、2023年度の同率は5.2%まで上昇し、2023年の目標を上回っている。
同氏は、農村部の学生数は9.3%増加したが、都市部の学生数は1.8%しか増えなかったと述べた。
ハン・チュオン・ナロン文科大臣は、「政府がかつて小学校だった一部の学校を中等学校に、一部の中等教育機関を高校に改編した」と述べた。
同大臣は、「現在の政府の優先事項は、提供される教育の質に重点を置いて中等学校と高等学校の数を20%増やすことであると付け加え、教育セクターは改善したが、同省にはまだ改善すべき多くの欠点がある」と付け加えた。
現政府の最優先課題は1.高等教育の質向上(不正資格取得問題など)、2.基礎教育である小・中学校の授業2部制(依然としれ月替わりの午前・午後別の従業が小学校~高校)まで行われており、また3.公立学校の授業時間不足(休日の増加、教員の欠勤の多さ)の変革が求められている。
掲載写真:Khmer Times