WCS(世界自然保護基金カンボジア) は最近、絶滅の危機に瀕している野生の巨大スッポンGiant Softshell Turtle)を野生に返した。同巨大スポん、体重14.5㌔gのスッポンは、クラチェ州クンハー区のメコン川沿いで魚を捕まえるために配備した地元の漁師によって釣り針で捕まえられたものである。
過去数年間にWCSが水産局(FiA)と協力して実施したカメ保護意識向上キャンペーンとリリースイベントの直接の結果として、漁師はカメが保護種であることを認識し、当局へ通報した。
同巨大スッポンは、絶滅危惧種としてリスト掲載された貴重種で、カンボジアではメコン川で2007年にクラチェ州とストゥントレン州の48 kmに及ぶメコン流域で再発見されるまで、絶滅したと考えられていたいう。
*掲載写真:WCS公開